いつつ将棋教室

イベント 2017年12月30日

駒みがき

中倉 彰子

こんにちは。いつつ将棋教室東京府中校で講師を務める女流棋士の中倉彰子です。

いつつ将棋教室では、東京府中校でも神戸元町校でも国産の将棋盤と将棋駒を使っています!子どもたちに、ホンモノを感じてもらいたいという思いからです。木のぬくもりってなんだかホッとしますよね(^ ^)

木の将棋駒と将棋盤は使っていくほどに、素材の木材が飴色に変化していきます。
駒職人の掬水さんも、「駒が飴色になっていると、駒が長く大切に使われているんだなと嬉しく感じます。」とおっしゃっていました。

掬水さんのインタビュー記事はこちら

さて、新年を迎えるにあたり、いつつ将棋教室では、東京でも神戸でもみんなで将棋の駒磨きを行いました。

いつつ将棋教室の東京府中校では、新年を迎えるにあたりみんなで駒磨き

いつつ将棋教室の東京府中校と神戸元町校では、新年を迎えるにあたりみんなで駒磨き

「つやふきん」という布で磨くのがいいと、掬水さんに伺ったのですが、ちょっと数が足りないので、手ぬぐいで乾拭きしました。

神戸元町教室のつやふきん

神戸元町教室のつやふきん

駒の磨き方は、神戸元町教室の荒木先生がかいたこちらを参考にしました(^ ^)

子どもたちには、駒磨きを通じて「道具を大切にする」ということを身に付けてほしいと考えています。

最初は「駒磨きってなに?」といった感じだった子どもたちが、次第に無心で駒を磨くようになったのですが、さとりの境地にでも達したのでしょうか、笑

いずれにしても、将棋の駒や盤を磨いたことで、将棋道具も子どもたちの心もさっぱりして、いつつ将棋教室では気持ちよく新年を迎えられたように思います( ´∀`)

駒磨きで将棋道具も子どもたちの心もきれいに

駒磨きで将棋道具も子どもたちの心もきれいに

この記事の執筆者中倉 彰子

株式会社いつつ代表取締役、女流棋士。女流アマ名人戦連覇後、94年高校3年生で女流棋士としてプロデビュー。プロとして公式戦を戦うだけでなく、NHK杯将棋トーナメントなどテレビ番組の司会や聞き手、イベント司会などでも活躍。私生活では3児の母親でもあり、育児と仕事の両立に奮起。2007年日本女子プロ将棋協会設立に参画。事業部長として、地域や子どもたちに長く親しまれるイベント作りを心がけている。子育てエッセーを地方紙7新聞に連載し、近年は将棋と知育・育児を結びつけるような活動を広く展開。2015年10月株式会社いつつを設立、代表取締役に就任。女流二段。法政大学人間環境学部卒。東京都府中市在住。@AKIKOPDG

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