いつつ将棋教室

イベント 2017年12月27日

東京府中校VS神戸元町校?!

中倉 彰子

こんにちは。いつつ将棋教室東京府中校で講師を務める女流棋士の中倉彰子です( ^∀^)

先日、金曜日の「のびのび将棋道場」と「のびのび将棋教室」の開講時間帯が一緒なので、せっかくならといつつ将棋教室の東京府中校の生徒と神戸元町校の生徒で、リレー将棋を行いました。アイパットを利用してネット回線をつなぎ、TV電話のような感じでした。

テレビ電話をつないで東京府中教室と神戸元町教室でリレー将棋

テレビ電話をつないで東京府中教室と神戸元町教室でリレー将棋

「わ〜うつった、うつった。」

お互いの大盤を画面に映しながら、「東京府中校の◯◯です。」「神戸元町校の◯◯です。」と画面にむかってお互い自己紹介をしたら、子どもたちが一手づつ順番に指していきます。

東京府中校は年齢順に、神戸元町校はじゃんけんで勝った順に並んで指すことになりました。

はじめる前に子どもたちに「居飛車にする?振り飛車にする?」と質問すると、子どもたちの意見が見事にまっぷたつにわかれました^^;。チームワーク大丈夫かな・・・・

しかし実際に対局が始まってみると、角交換する将棋になり、力戦に。みんな楽しそうに、1手交代で指しついでいきました。

30分経過したところで、タイムオーバー。結果は引き分けとなり最後まで勝敗はつきませんでした。

子どもたちも、普段は対局相手だけど、今回は同じチームということで一致団結し、リレー将棋をきっかけにお互いが仲良くなれたような気がします( ´∀`)

東京と神戸、離れた場所にある将棋教室だけど、TV電話を使っての対局はちょっと面白い試みでした。

これからも、不定期で東京府中VS神戸元町の対局を行おうと思っているのですが、こうした試みが教室の子どもたちにとっても楽しい思い出になればいいなぁと思います。

この記事の執筆者中倉 彰子

株式会社いつつ代表取締役、女流棋士。女流アマ名人戦連覇後、94年高校3年生で女流棋士としてプロデビュー。プロとして公式戦を戦うだけでなく、NHK杯将棋トーナメントなどテレビ番組の司会や聞き手、イベント司会などでも活躍。私生活では3児の母親でもあり、育児と仕事の両立に奮起。2007年日本女子プロ将棋協会設立に参画。事業部長として、地域や子どもたちに長く親しまれるイベント作りを心がけている。子育てエッセーを地方紙7新聞に連載し、近年は将棋と知育・育児を結びつけるような活動を広く展開。2015年10月株式会社いつつを設立、代表取締役に就任。女流二段。法政大学人間環境学部卒。東京都府中市在住。@AKIKOPDG

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