いつつ将棋教室

教室 2018年10月16日

いつつ将棋教室神戸元町校ブログ いコース1週目

Takashi Araki

皆様、こんにちは。いつつ将棋教室神戸元町校の講師を担当しております、荒木隆です。
 
今月より、「はじめての将棋教室」のいコースが始まります。このコースは、将棋のルールを知らない、本当にまっさらな状態の方を対象にしたコースです。

 

将棋って他のボードゲームと比較すると、まあまあルールが煩雑で初心者にはハードルが高いんですよね。なので、いコースでは丁寧に4週間かけて、スモールステップで将棋に接してもらうことをモットーにしています。

 

それでは、今回の講義の内容を綴っていきたいと思います。

 

金と銀の動きの覚え方

 

将棋にはたくさんの駒の種類がありますね。表向きの駒だけでも8種類あります。「いコース」では、まず、駒の動きをしっかりマスターしてもらうことから始めます。

 

今回の受講生であるS君は、事前に予習してきたのか、こちらの質問にスラスラと答えていきます。見ていて頼もしいですね笑 そんなS君が、頭を悩ましたのが、これらの駒です。

 

この人たち、見分けづらいですよね。

 

初心者にとって、最初に立ちはだかるハードルが、この金と銀の動きです。どっちも似たような動きをするので、混同して覚えにくいんですよね。事実、S君も悪戦苦闘している様子でした。

 

けれども、そんな難題をいとも簡単に片付けてしまう魔法のコトバがあるんです! 気になりますか? それはですね….

 

 

金は十の字、銀は☓の字

 

 

これが、最高の覚え方です!

 

どちらの駒も、上の三マスには全て動けます。差別化する部分は、残りの六マスですね。

 

一つひとつの動ける場所を確認するよりも、塊で覚えてしまいましょう。

 

その六マスをよくよく見ると、金は十字・銀は☓字に動けるように見えませんか?

 

「金は横には動けるけど、ナナメ後ろには行けなくて…」と移動できる場所を一つひとつ暗記するのは、はっきり言って率が悪いですし、覚えにくいですよね。なので、このように字の形で動きを認識してしまうほうが、早く覚えることができるのではないかと思います。動きがなかなか覚えられない方は、ぜひ試してみてください!

✳︎ご好評につき、夏期(7月〜9月)限定で神戸元町教室「はじめての将棋教室」を追加開講することになりました。

ご興味のある方はこちらから

この記事の執筆者Takashi Araki

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