3月9日、いつつ将棋教室神戸元町校で久しぶりに子ども将棋大会を開催しました。 大変嬉しいことに、定員16名満員御礼となりました。

いつつの将棋大会といえば、「デビュー戦におすすめ！」という謳い文句でやらせていただいているのですが、今大会では、元町教室から４名の生徒さんがデビューを果たしました(^ ^)

実のところ、「デビュー戦におすすめ！」とはいったものの、はじめての大会で緊張しちゃうんじゃないか、実戦が少ないだけにちゃんと負けを認めることがでないのではないか、子どもたちが日頃の練習の成果を披露する場として開催しているのに、逆に大会が子どもたちにとって嫌な思い出になってしまわないかとあれこれ心配していました。

しかしながら、いざ蓋を開けてみると元町教室以外の子どもたちも含め、みんな真剣に将棋に取り組んでいました。大人の大会さながらに背筋をしゃんと伸ばし集中して対局するその姿、私の目にはとても立派に映りました。

普段では味わえない緊張感、自分より強いライバルとの出会い、真剣勝負をやり抜くという達成感など、勝っても負けても子どもたちは大会を通じて色んなことを経験するんだなぁとしみじみ。

ちなみに、大会の最後に表彰式を開催したのですが、みんなの前で表彰状を受け取り少し恥ずかしそうにはにかむ仕草は、対局中とは打って変わり子どもらしくとても微笑ましく感じました。

子どもたちの普段見られないような真剣な姿、そして笑顔が私にとっての何よりの表彰状になりました。

最後に、今回の大会では、キャンセル待ちをしていただいたお子さんもいます。大会にご参加いただいた方も含め「初心者でも参加できる大会がなかなかない」というお声をたくさんいただきました。

今回、元町教室では約1年ぶりの子ども将棋大会の開催となりましたが、これからは開催回数を増やし、よりたくさんの子どもたちにいつつの将棋大会でデビューを飾ってほしいなと思いました( ´∀｀)