いつつ将棋教室

イベント 2020年6月15日

プロ棋士による子どものための将棋講座(ゲスト:遠山雄亮六段)を開催しました。 

金本 奈絵

6月14日(日)、プロ棋士の遠山雄亮六段をゲストにお招きしてプロ棋士による子どものための将棋講座を開催しました。この講座はもともと3月の開催を予定していたのですが、新型コロナウィルスの影響で延期になってしまったという経緯もあり、子どもたちもスタッフもとても心待ちにしていたのですが、こうして無事に開催の報告ができることをとても嬉しく思います。

子どもたちが心待ちにしていたプロ棋士による将棋講座

当日のレポート

さて、今回の講座のプログラムは大盤を使った将棋講座です。学習のテーマは「初段をめざす歩の手筋」ということで、歩の手筋に関するクイズをたくさん出題してくれました。中には、藤井聡太七段と羽生善治九段の実際の対局からの出題もあり、子どもたちはみんな藤井七段になったつもりで次の1手をこたえてくれました。

藤井聡太七段になったつもりで次の一手を考える子どもたち

大盤を使った将棋講座が終わると今度は質問コーナーです。「四間飛車の後どの戦法をお覚えればいいの?」「遠山流について詳しく教えてほしい」「1日のうちどれくらいの時間を将棋に費やすの?」「終盤パニックにならないようにするには?」など、お子さん、保護者の方から様々な質問がなされました。

質問コーナーでは、オンライン・オフラインのお子さん、保護者の方から様々な質問が寄せられました

そして、プロ棋士による子どものための将棋講座の最後のプログラムは指導対局です。現役で活躍するプロ棋士から直接指導を受けられるなんてめったにないチャンス。いつも以上に真剣な面持ちでとり組んでいるようでした。遠山六段から、さっき学習したばかりの歩の手筋の実戦での活かしかたもレクチャーしてもらえたようで、みんな使える技が増えたことでご満悦そうでした。

直接プロ棋士の指導が受けられる貴重な体験
休憩時間に話しかける子どもたちにも楽しく対応してくださる遠山六段

全てのプログラムを終えた後は記念撮影にサイン会です。長い一日でしたが、よほど充実していたのか、子どもたちはみんな疲れを見せることなく笑顔でイベントを終えることができました。

最後はみんな笑顔で
記念に書籍にサインしてもらいました

さいごに

今回の講座の特徴の1つとしてオンライン・オフラインの同時開催だったことが挙げられますが、遠山六段がオンライン・オフラインどちらのお子さんにも積極的に、そして優しく声をかけてくれたことがとても印象的です。オンラインだと物足りないのでは?と思われる方もいるかもしれませんが、こうして双方がコミュニケーションを取りながら進めて行くことで、まるでその場にいるかのような体験をしていただけたのではないかと思います。

また、オンラインのいいところは、どこにいても受けられるということだと改めた感じました。いつも、プロ棋士による子どものための将棋講座は、いつつ将棋教室の府中校のお子さんだけしか受講できなかったのですが、こうしてオンラインを導入することで神戸元町教室のお子さんやいつつ将棋教室以外のお子さんにも参加していただけたことは、いつつにとって素晴らしいことだなぁと思いました(^^)

オンラインで参加するお子さんにも優しく声をかけてくれる遠山六段

この記事の執筆者金本 奈絵

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