いつつ将棋教室

上達 2018年7月10日

いつつ将棋教室神戸元町校ブログ にコース1週目

Takashi Araki

皆様、こんにちは。いつつ将棋教室神戸元町校の講師を担当しております、荒木隆です。
 
今月の7月より、「はじめての将棋教室」で新たに「にコース」と「ほコース」が増設致しました! 初級者のプレイヤーが、スムーズに中級者へとステップアップするためのコースになります。戦法は知っているんだけど、そこからどうやって良いのかわからない……といった方にはピッタリの内容だと思います。

ここでは、その講義の内容や様子を記していきたいと思います。

 

駒組みが終わったら、銀を進めよう!

将棋の序盤では、「駒組み」という作業をしなければいけません。これは、具体的に述べると、(1)戦法を決めて、(2)囲いを作り、(3)攻めの形を作る。この3つの工程を行うことが「駒組み」です。ちなみに、駒組みの理想形は、「はじめての手引帖3巻」に詳しく載っているので、ご興味がございましたら御覧ください(#^.^#)

ただし、問題はここから。立派な駒組みを展開しても、そこからの方針がわかっていないとチンプンカンプンですよね(^_^;) 元町校の「のびのび教室」に通う生徒のなかにもそのような方がチラホラ見受けられます。

そんな悩みを解決するのが、今回の講義内容です! 実は、駒組みが完了したら、やることは一つしかありません。ズバリ銀を進めることです。敵陣の三段目を目指して、銀をどんどん前進させることが優位を掴むコツなのです。
 

飛車に近い場所にある、攻めの銀をどんどん前進しましょう。

 

もちろん、相手も守りを固めているので、ことはそう簡単には行きません。ですが、そんなときに役に立つのが「合わせの歩」という手筋です。互いの歩がぶつかったときは、その歩を取るのが将棋のセオリーなのですが、その法則を利用することで自分の銀を進出することができるのです。とくに、画像のような「合わせの歩」ができるようになると、攻めの技術が向上するので、今までとは違う視野を持って将棋を指すことができるでしょう。

 

銀を逃げずに合わせの歩がポイントです!

 
今回の講義を受講された生徒の皆様は、今日、初めて「合わせの歩」というワードを知りました。ですが、講義が終わる頃にはコツを掴んだのか、銀が流れるように敵陣へ向かって進むことができました。この調子で頑張って欲しいですね!

✳︎ご好評につき、夏期(7月〜9月)限定で神戸元町教室「はじめての将棋教室」を追加開講することになりました。

ご興味のある方はこちらから

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この記事の執筆者Takashi Araki

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