いつつ将棋教室

イベント 2025年9月2日

8/23(土)🌻夏休み いつつ子ども交流将棋大会

中倉 彰子

交流大会開催

8月23日(土)、いつつ将棋教室東京府中校にて「夏休みいつつ子ども将棋交流大会」を開催しました。
当日は、いつつ将棋教室の生徒さんはもちろん、他の教室に通われているお子さんや、これまで教室に参加されたことのないお子さんにもご参加いただきました。

この交流大会はコロナ禍前までは定期的に開催していたものですが、今回は久しぶりの開催となり、子どもたちにとって良い刺激や経験の場になったように感じます。

大会前には注意事項を説明し、そして一局目は「お願いします」のあいさつとともに全員で一斉に対局を始めました。

予選・本戦トーナメントと自由対局

 予選を行った後は、トーナメント戦を実施しました。
予選で敗退してしまっても「自由対局カード」を使って、たくさんの対局を楽しむことができます。

交流大会では、勝っても負けても対局をすればするほどハンコがもらえる仕組みになっており、子どもたちが積極的に将棋を指す姿が見られました。

脚付き将棋盤で

準決勝からは脚付きの将棋盤を使っての対局です。
子どもたちは正座で姿勢を正し、凛とした雰囲気の中で対局に臨んでいました。

もっとも、ずっと正座を続けるのは大変ですので、いつつ教室では「最初と最後だけ正座をして、対局中は崩しても大丈夫ですよ」と伝えています。

表彰式

いつつの交流大会では、参加賞に加えて、賞品や賞状も人数分ご用意しています。
勝ち負けに関係なく、一日を通して真剣に対局に取り組んだこと自体が本当に素晴らしいことです。そのがんばりをたたえて、がんばったで賞の気持ちを込めて、すべての参加者に賞状をお渡ししています。

色紙はプロ棋士の先生のご協力をいただきました。この場を借りて感謝申し上げます。

表彰式には保護者の方にもご入室いただき、子どもたちの頑張りを一緒に見守っていただきました。
今回の大会が、子どもたちにとって夏休みの思い出の1ページとなれば嬉しく思います。

今後もこのような交流大会を定期的に開催し、子どもたちが将棋を通して学びや楽しさを感じられる場をつくっていきたいと思います。
次回もぜひご参加いただければ幸いです。

この記事の執筆者中倉 彰子

株式会社いつつ代表取締役、女流棋士。女流アマ名人戦連覇後、94年高校3年生で女流棋士としてプロデビュー。プロとして公式戦を戦うだけでなく、NHK杯将棋トーナメントなどテレビ番組の司会や聞き手、イベント司会などでも活躍。私生活では3児の母親でもあり、育児と仕事の両立に奮起。2007年日本女子プロ将棋協会設立に参画。事業部長として、地域や子どもたちに長く親しまれるイベント作りを心がけている。子育てエッセーを地方紙7新聞に連載し、近年は将棋と知育・育児を結びつけるような活動を広く展開。2015年10月株式会社いつつを設立、代表取締役に就任。女流二段。法政大学人間環境学部卒。東京都府中市在住。@AKIKOPDG

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